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高校の弓道部の練習

弓道は日本の武道の一つで、学校の部活動でも盛んにおこなわれています。

ほとんどの地域では高校から弓道部があります。また、地元の弓道場では個人で練習することもできます。

弓道の練習において、初心者がいきなり的に向かって弓をひけることはまずあり得ません。きちんとしたフォーム(射形)をしないと危険だからです。

高校の部活でも同様のことが言えます。1年生がまず練習する内容は射の形を道具を使わずにする「徒手」と呼ばれるものです。弓道の射形は「射法八節」と呼ばれ、8つの動作があります。その一つ一つに大きな意味があり、それらのきれいな形を体に覚えさせていきます。

その徒手が上手くできるようになれば、次は「ゴム弓」と呼ばれる道具を使って射の形を練習します。いままで何も持たずに練習してきましたが、このゴム弓を使うことで体のラインを意識する重要性を学びます。その次の段階はいよいよ弓を持って射形を練習します。

そして、いよいよ巻きわらに向かって実際に矢を放つ練習をします。初心者の人は矢を放つ時に恐怖感をもつので、形が乱れます。これは、実際の的に向かううえで危険なので、矢を放つことに慣れることが重要です。

実際に的に向かって引くまでには3~4ヶ月かかります。しかし、これらの基礎練習は的前練習をはじめても重要です。基礎を疎かにしては技術は定着しません。根気よく練習をした人が上手になっていきます。